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スケール(音階)とは


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スケール(音階)とは何か?

スケール(音階)とは、音楽において、その曲の中の、小節やコード等といった一定の時間領域や、その瞬間に使用される音の一覧の事です。初期段階では「一括上昇・一括下降」の循環形式で弾くのが一般的ですが、あくまでも音の一覧ですので、音をどういった順番で弾くのかは最終的には演奏者の判断に委ねられます(作曲・フレーズ・アドリブの場合)。コード進行により弾く順番の定番セオリーが存在する場合もあります。


スケールの学習手順

スケールを理解する場合まずはピアノ鍵盤で視覚的に学習するのが一番手っ取り早い方法です。音の配列と、左右の音との位置距離関係が瞬時に解るからです。ギターは弦がずれているので直感的には理解しにくいのです。

キーボード・ピアノ・スケール一覧
楽譜 スケール一覧

Cメジャー・スケール

スケール(音階)の練習には「ハノン」もおすすめです。指の癖を開放し、フレーズを組み立てる練習にもつながります。

以下、「C スケール一覧」の順番で覚えていくのが望ましいでしょう。場合によっては「アイオニアン・スケール」以降は省略しても問題はありません。


C スケール一覧

ルートCにおけるスケールと覚え言葉一覧です。スケール解説とMIDIやMP3を使用したスケール練習コーナー(キー、テンポ指定可能)は、各鍵盤・楽譜画像をクリックしてください。

Cメジャー・スケール

Cメジャー・スケール
Cメジャー・スケール

平穏そのもの

Cメロディック・マイナー・スケール

Cメロディック・マイナー・スケール
Cメロディック・マイナー・スケール

3thだけ一音下げる

Cハーモニック・マイナー・スケール

Cハーモニック・マイナー・スケール
Cハーモニック・マイナー・スケール

さらに6thを一音下げる

Cナチュラル・マイナー・スケール

Cナチュラル・マイナー・スケール
Cナチュラル・マイナー・スケール

さらにM7thを一音下げる

Cメジャー・ペンタトニック・スケール

Cメジャー・ペンタトニック・スケール
Cメジャー・ペンタトニック・スケール

F(ファ)とB(シ)を弾かない

Cマイナー・ペンタトニック・スケール

Cマイナー・ペンタトニック・スケール
Cマイナー・ペンタトニック・スケール

さらに3thと5thを一音下げる

Cメジャー・ブルース・スケール

Cメジャー・ブルース・スケール
Cメジャー・ブルース・スケール

DbとAbとBを弾かない

Cマイナー・ブルース・スケール

Cマイナー・ブルース・スケール
Cマイナー・ブルース・スケール

さらに2thと3thと6thを弾かない

Cディミニッシュト・スケール

Cディミニッシュト・スケール
Cディミニッシュト・スケール

全音・半音の繰り返し。半音上のコードdim7の構成音を弾かない

Cオルタード・スケール

Cオルタード・スケール
Cオルタード・スケール

半音・全音・半音、そして全音・全音・全音

Cホールトーン・スケール

Cホールトーン・スケール
Cホールトーン・スケール

全て全音間隔。白鍵ばかり弾いて黒鍵ばかり弾く

Cクロマチック・スケール

Cクロマチック・スケール
Cクロマチック・スケール

全ての音を弾く

Cアイオニアン・スケール

Cアイオニアン・スケール
Cアイオニアン・スケール

Cメジャースケールといっしょ

Cドリアン・スケール

Cドリアン・スケール
Cドリアン・スケール

Bbメジャースケールといっしょ

Cフリジアン・スケール

Cフリジアン・スケール
Cフリジアン・スケール

Abメジャースケールといっしょ

Cリディアン・スケール

Cリディアン・スケール
Cリディアン・スケール

Gメジャースケールといっしょ

Cミクソリディアン・スケール

Cミクソリディアン・スケール
Cミクソリディアン・スケール

Fメジャースケールといっしょ

Cエオリアン・スケール

Cエオリアン・スケール
Cエオリアン・スケール

Ebメジャースケールといっしょ

Cロクリアン・スケール

Cロクリアン・スケール
Cロクリアン・スケール

Dbメジャースケールといっしょ

Cジプシー・スケール

Cジプシー・スケール
Cジプシー・スケール

2thと6thだけ一音下げる

Cスパニッシュ・スケール

Cスパニッシュ・スケール
Cスパニッシュ・スケール

さらにm3thも弾き、M7thを一音下げる

スケールについての勘違い

「この曲のキーはCメジャーだからCメジャースケール以外のスケールを使ってはいけない」
というのは勘違いです。

例えばCのメジャー・キーの曲において「E7 Am」というコード進行が使われる場合、「E7」コードを弾いている瞬間においては「A ハーモニック・マイナースケールや「A メロディック・マイナースケール」が使われます。この様に、各コード進行の変化に合わせて、使用されるスケールが刻一刻と変化していきます。

A ハーモニック・マイナースケール ピアノスケール一覧
A ハーモニック・マイナースケールは、E7(b9)と相性がいい

A メロディック・マイナースケール ピアノスケール一覧
A メロディック・マイナースケールは、
E7(add9)と相性がいい


メジャー・スケールとナチュラル・マイナー・スケール

メジャー・スケールとナチュラル・マイナー・スケールには、以下の様な対応があります。出発点が違うだけで音構成が全く同じスケールの一覧です。作曲する場合にも役立ちますので、この関係は覚えておきましょう。

音構成が全く同じスケール

C メジャー・スケールA ナチュラル・マイナー・スケール
Dbメジャー・スケールBbナチュラル・マイナー・スケール
D メジャー・スケールB ナチュラル・マイナー・スケール
Ebメジャー・スケールC ナチュラル・マイナー・スケール
E メジャー・スケールC#ナチュラル・マイナー・スケール
F メジャー・スケールD ナチュラル・マイナー・スケール
Gbメジャー・スケールEbナチュラル・マイナー・スケール
G メジャー・スケールE ナチュラル・マイナー・スケール
Abメジャー・スケールF ナチュラル・マイナー・スケール
A メジャー・スケールF#ナチュラル・マイナー・スケール
Bbメジャー・スケールG ナチュラル・マイナー・スケール
B メジャー・スケールG#ナチュラル・マイナー・スケール

覚え文句:
メジャー・スケールは、鍵盤が3つ下のナチュラル・マイナー・スケールと同じ
ナチュラル・マイナー・スケールは、鍵盤が3つ上のメジャー・スケールと同じ

この関係が、後述の「キーと親和性」に関連していきます。


スケールの学習手順:キーの選択

どのキーから制覇していくべきか?黒鍵の少ない順から覚えていくと解りやすいです。

黒鍵の数

黒鍵の数キー
0個C
1個F G
2個D Bb
3個Eb A
4個E Ab
5個Db Gb B


譜面の記号分類

そのキー(調性)において楽譜に使われる上下記号に何が用いられているか?という視点での分類です。

?系C
#系G D A E B
b系F Bb Eb Ab Db Gb


ギタリストやベーシストが好むキー

E G A D
特にPOPS系やロック系は、開放弦を有効活用できるキーが好まれます。これらはどれも「#系」です。ギタリストやベーシストには「黒鍵」という概念がそもそも無いですが、ピアニストの場合、黒鍵とは、白鍵よりも位置が高い、いわゆる「障壁」の様なものです。高さが違えば指の感触やリズムにも影響を与えます。黒鍵の数は少なければ少ない程演奏しやすいのです。POPS系やロック系のバンドにおいて、個人的に「Gキー」が、ピアニストやギタリスト双方において一番便利なキーであると感じます。順番としては「C G D A E」となるでしょう。

ジャズやボサノヴァのバンドで良く使われるキー

C F Bb Eb Ab
例えばトランペットはBbのスケールです。そのせいかどうかは不明ですが、どちらかといえば「b系」が好まれる様です。ジャズ・ギタリストは開放弦を多用しませんし、ジャズ・ピアニストは熟練しており黒鍵がいくら増えても技術的に支障がないからです。

あまり使われる事の少ないキー

Db Gb B
これらのキーは、黒鍵が多いせいか、ギターの開放弦を使えないせいか、殆ど使われる事はありません。「DbやBを使う位ならCでやろう」「Gbを使う位ならFやGでやろう」、世界中、誰でも考える事は同じですね(^^)。でもクラシックの世界では、各キーごとに響きが微妙に違う事を認識した作曲家が多いので、こういった特殊なキーが意識的に使われる事もありますから、避けては通れません。最終的には全てのキーを覚える必要があります。


チャーチ・モード・スケールとは

「チャーチ・モード・スケール」とはキーを別のものに変え、出発点だけを固定させたスケールの事です。

色々なスケールに惑わされないためにも「チャーチ・モード・スケール」は学習後期(全てのキーのメジャースケールを記憶した後)に充てるべきです。

ドリアン、ロクリアン等と考えていって頭が混乱した場合は、この対応表を見て下さい。

スケール名音の構成が同じスケール望ましいコード
Cアイオニアン・スケールCメジャー・スケールC、CM7、
Cドリアン・スケールBbメジャー・スケールCm13、
Cフリジアン・スケールAbメジャー・スケールCm7(-9)、
Cリディアン・スケールGメジャー・スケールC-5、D/C、
Cミクソリディアン・スケールFメジャー・スケールC7、Bb/C、
Cエオリアン・スケールEbメジャー・スケールCm7、
Cロクリアン・スケールDbメジャー・スケールCm7-5(-9)、Db/C

※「望ましいコード」というのは、そのコードが使われている小節や瞬間などにおいて使われるのが望ましいスケールである、という意味です。

例えば「Cドリアン・スケール」は、「Bbメジャー・スケール」と音の構成が全く同じです。
これらのスケールは要は、他のキーのスケールを当てはめて、Cからスタートするように配列したものに過ぎません。ですからこの場合は、他のキーのスケールを先に覚えてしまった方が手っ取り早い、というかスケールの学習手順として順当であると思います。


ピアノスケール まとめ

コードトーンの変化により、使われるスケールも刻一刻と変化していきます。

10種類の基本スケール×12キー=120種類


気が遠くなると思いきや、まずはCキーで、その音配列の仕組みを頭に叩き込んでしまえば、あとはずらすだけです。

この様に、コードとスケールは密接に関係していますから、同時進行で覚えていくのが一番いいと思います。

いやむしろ、各種スケールとは、解説するがために作り出された、解説のための解説(屁理屈)の様な側面があります。
色々なややこしいスケールがありますが、それよりは、コードを覚えた方が、良いと思います。

コードトーンというものが、まず大前提にあり、スケールは、それを解説するための道具に過ぎない、という考え方もできる、という事です。


曲に設定する事を避けたい基本キー:覚える必要のないキー(調)とは

これは譜面が絡んできた場合の話です。演奏に譜面は一切使わない、という場合には全く関係のない話ですのでスルーして下さい。

前述の様に、物事をややこしくしないために作曲家は、その曲のキーを良心的なキーに設定する必要があります。

メジャーキーにおいて避けたいキーは「Db(C#) Gb(F#) B」ですが、

マイナーキーにおいては、さらに問題が複雑化していきます。

例えば「Dbマイナー」というキーの曲を作るとすると、譜面が臨時記号で満載になってしまいます。
これは、「Cキー」の曲を、シャープ属性で作るのと同じ様な事です。
「B# C## D## E# F## G## A##」
それを避けるためには、「C#マイナー」というキーを選択するのが正解です。

C#マイナースケールは、Eメジャースケールとの親和性があります。Eメジャースケールはシャープ属性のスケールですから、Dbマイナーの曲は、物事をややこしくしてしまう訳です。

キーと親和性

C マイナーEbメジャースケールとの親和性:フラット属性のキー
C#マイナーE メジャースケールとの親和性:シャープ属性のキー
D マイナーF メジャースケールとの親和性:フラット属性のキー
EbマイナーGbメジャースケールとの親和性:フラット属性のキー
E マイナーG_メジャースケールとの親和性:シャープ属性のキー
F マイナーAbメジャースケールとの親和性:フラット属性のキー
F#マイナーA メジャースケールとの親和性:シャープ属性のキー
G マイナーBbメジャースケールとの親和性:フラット属性のキー
G#マイナーB メジャースケールとの親和性:シャープ属性のキー
A マイナーC メジャースケールとの親和性:フラット属性のキー
BbマイナーDbメジャースケールとの親和性:フラット属性のキー
B マイナーD メジャースケールとの親和性:シャープ属性のキー


曲に設定する事を避けたいメジャーキー

以下の曲は、黒鍵の数が多いので、できれば避けたいキーです。

Db(C#)
Gb(F#)
B

曲に設定する事を避けたいマイナーキー

以下の曲は、譜面が臨時記号で満載になってしまいますので、できれば避けたいキーです。

Dbマイナー
D#マイナー
Gbマイナー
Abマイナー
A#マイナー






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